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ウクライナ、攻撃用無人機の新型開発と発表…ゼレンスキー大統領「実戦に使用され成功を収めた」

読売新聞 / 2024年8月25日 18時40分

ゼレンスキー大統領(24日)=ロイター

 【リビウ(ウクライナ西部)=蒔田一彦】ロシアによる侵略が続くウクライナの首都キーウ中心部の広場で24日、独立記念日を祝う式典が行われた。ウクライナ国営通信などによると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は演説で、新型の攻撃用無人機の開発に成功したことを明らかにした。

 ゼレンスキー氏は「本日、我々の新型無人機ミサイルが初めて実戦に使用され、成功を収めた。これは侵略者に対する新たな報復手段だ」と述べ、ロシア国内への攻撃に投入する考えを示した。従来型よりも速度や破壊力を向上させたという。

 米欧は供与した兵器による露国内への長距離攻撃を認めていない。このためウクライナは航続距離の長い無人機を使い、露国内のエネルギー施設や軍事施設への攻撃を繰り返している。ゼレンスキー氏は24日の記者会見で、無人機など新型兵器の開発について「一部のパートナーが決断を遅らせている中で我々が取れる行動だ」とし、米欧の方針転換を改めて訴えた。

 また、「戦争を終結するにはウクライナの領土一体性を回復し、ロシアによる新たな侵略を阻止するしかない」と強調した。その上で、「プーチン(露大統領)にこの戦争を外交的に終わらせるよう我々は最大限の努力をする」とも述べた。

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