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橋には流木が引っかかったまま、山形大雨1か月…酒田市長「1か月たったからこその大変さがある」

読売新聞 / 2024年8月26日 10時0分

三保六橋には、まだ流木が積み重なっていた(25日、山形県酒田市上青沢で)

 山形県内に大雨特別警報が発表され、記録的な大雨に見舞われてから25日で1か月。酒田市北青沢の相蘇外百子さん(86)が遺体で見つかった同市上青沢の 三保六 さぶろく橋付近では、矢口明子市長が花を手向け、 冥福 めいふくを祈った。

 矢口市長は「1か月たったからこそ見えてくる、これからの大変さがある。被災された方の気持ちや意見をしっかり聞きながら、復興に向けて歩んでいきたい」と話した。

 相蘇さんは7月25日午前、夫と避難所に向かう途中ではぐれ、その後、荒瀬川にかかる橋に 堆積 たいせきしていた流木の中から遺体で見つかった。1か月たっても、橋には流木が引っかかったままだ。

 相蘇さんが住んでいた北青沢では、大雨で民家の内外に土砂が積もった。現在、道路の土砂は撤去され、住人は自宅近くまで車で移動できる。ただ、民家敷地内の土砂は残ったままだ。

 自宅の片付けに来ていた男性会社員(63)は「他の被災地と比べて片付けの進み具合は2~3週間遅れているように感じる。本格的な作業はこれから。雪が降り始める頃までにはなんとか終わらせたい」と話していた。

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