箕面市長選で新人の原田亮氏が初当選…維新公認の現職首長が敗れるのは結党以来初めて

箕面市長選で現職候補の応援に駆けつけ、市民らに手を振る吉村代表（後方右）（２４日、大阪府箕面市で）

　大阪府箕面市長選が２５日、投開票され、地域政党・大阪維新の会公認の現職、上島一彦氏（６６）らを破り、無所属新人の前府議、原田亮氏（３８）が初当選を決めた。維新公認の首長が敗れるのは２０１０年の結党以来初めて。

　２０２１年の兵庫県知事選で国政政党の日本維新の会が初当選を後押しした斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題や、２５年大阪・関西万博の会場建設費が上振れしたことなども影響したとみられる。

当３２，４４８　原田　　亮　無新

　１８，３０９　上島　一彦　諸現

　　３，７６８　小林　友子　無新〈共〉

（〈〉内は推薦政党）