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パラバドミントン世界ランキング、日本の男女エースが1位…梶原大暉は3年負けなし121連勝中

読売新聞 / 2024年8月29日 9時42分

メダル獲得の期待がかかる梶原大暉(左)と里見紗李奈

 パリパラリンピックのバドミントンは29日から、競技が始まる。8月20日現在の世界ランキングでは、東京パラリンピックでともに金メダルを獲得した、男子の梶原大暉(車いす2)と、女子の里見紗李奈(車いす1)が1位。連覇に意欲を見せている。

梶原大暉「重圧感じていない」

 梶原は、19歳で臨んだ東京パラ以降、圧倒的な強さを見せている。シングルスは東京大会の初戦から現在まで、出場した24の国際大会で負けなしの121連勝中。この間にわずか6ゲームしか相手に与えていない。さらに、昨年8月の大会の決勝で韓国の選手に1ゲームを取られて以降、この1年間は35試合連続でストレート勝ち。競り合いにすら持ち込ませていない。

 この結果、ランキングポイントは、ダブルスを含め男女すべてのクラスを通じ最高の6万9050ポイントに達し、2位に1万8995ポイントもの圧倒的な差をつけている。 常に追われる立場の3年間だったが、「重圧は感じていない。目の前の一戦一戦に集中して、最高のパフォーマンスを相手に出すことを考えてやってきた」と自信をのぞかせる。シングルスだけでなく、東京大会でもペアを組んだ村山浩とのダブルスでも頂点を目指している。

里見紗李奈の連勝は59でストップも「負けて気持ち入った」

 梶原と同様に「連勝街道」をひた走ってきた里見だったが、今年2月に中国の選手に敗れ、連勝は59でストップした。それでも里見は「記録が途絶え、自分のなかで見直すきっかけができた。そこからグンと気持ちが入った」と前向きにとらえている。

 また、里見は山崎悠麻と組む女子ダブルスでは世界ランキング3位。東京大会に続く2冠を目指す。

 女子はこのほか、藤野遼(立位4)が世界ランキング4位。藤野は「メダル獲得が目標。なかなか勝てない相手もいるが、しっかりと対策をしたい」と話した。

 東京大会では金3、銀1、銅5の計9個のメダルを獲得した日本代表。パリでもメダル量産なるか、注目だ。

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