大相撲秋場所の番付発表、小結で１０勝の平戸海は関脇昇進ならず…新入幕に白熊と阿武剋

両国国技館

　大相撲秋場所（９月８日初日・両国国技館）の番付が２６日、日本相撲協会から発表された。貴景勝が大関から関脇に陥落し、昨年名古屋場所以来となる２大関の番付になった。先場所１０勝の琴桜が東、先場所９勝ながら終盤戦で休場した豊昇龍が西に座った。名古屋場所で１０度目の優勝を飾った一人横綱の照ノ富士は連覇を狙う。

　関脇は４人。貴景勝は西の２番手に入り、１０勝以上での大関復帰を目指す。阿炎、大の里、霧島の３関脇は先場所から変わらず。先場所新小結で１０勝をあげた平戸海は据え置きの西小結となった。

　新入幕は 阿武剋 （おうのかつ）と白熊。北の若が再入幕を果たした。先場所けがで途中休場の朝乃山が十両に転落した。