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台風10号は西寄りに、27日以降に奄美地方接近の見通し…太平洋側は27~28日に大雨の見込み

読売新聞 / 2024年8月26日 12時35分

 強い台風10号は26日午前、日本の南の海上を西北西へ進んだ。気象庁によると、発達しながら北西へと進み、27日以降に西日本や鹿児島県・奄美地方に接近する見通し。西・東日本の太平洋側を中心に27日から28日にかけて大雨になる見込みで、同庁は河川の氾濫や暴風、高波などへの厳重な警戒を呼びかけている。

 同庁によると、27日午前6時から28日午前6時までに予想される24時間降水量は、東海と九州南部200ミリ、四国150ミリ、奄美地方120ミリ、近畿と九州北部100ミリ。

 台風は26日午前9時現在、日本の南の海上を時速約20キロで西北西へ進んでいる。中心気圧は980ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は35メートル。

 宮崎―神戸間で運航する宮崎カーフェリーは26、27日の全4便の欠航を決めた。JR西日本は、山陽新幹線の全区間や一部区間で28~30日、計画運休や運転見合わせを行う可能性があると発表した。

 JR東日本は、上越、北陸、東北、山形、秋田の各新幹線で、28~29日の運休や遅れの可能性について、台風の進路予報の変化に伴って平常運行を予定していると発表した。

 全日空と日本航空は、西日本を中心とした空港を発着する国内線の運航に影響が出る可能性があるとしている。全日空は28、29日の便に、日本航空は27、28日の便を見込む。

 宮崎市の宮崎港では26日朝、台風10号による高波や強風で漁船が損傷しないように、漁業者らが船をロープで固定していた。

 同市の漁師(72)は「台風が過ぎるまでは、船を出せない。何もなければいいが」と心配していた。

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