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埼玉・栃木・群馬に多い男女別学、GHQ担当官の柔軟姿勢が背景か…栃木県知事は慎重な対応を強調

読売新聞 / 2024年8月27日 7時40分

栃木県庁

 埼玉県教育委員会が男女別学の県立高校の共学化を推進する方針を示したことに絡み、栃木県の福田知事は26日の定例記者会見で、「流れは共学化だ」とした上で、「男子校や女子校であるがゆえに進学してみたいと思っている子どもたちに対し、行政としてどのように応えていくかを十分見極めていく」と述べ、慎重に対応する考えを強調した。

 栃木県教委は、最新の県立高校再編計画で、男女別学校の共学化について、「社会情勢や各高校の実情等を踏まえつつ、県民世論にも配慮しながら推進していく」としている。

 県教委によると、現在、県内には、宇都宮高や宇都宮女子高など、男女別学の県立高校が8校ある。生徒数の減少などを理由にこの20年ほどで10校減ったが、全国的にみて多い。

 男女別学の県立高校は、栃木、埼玉、群馬の3県に多い。戦後、連合国軍総司令部(GHQ)主導の教育改革で男女共学化が進められたが、この3県では、GHQの担当官が男女別学の維持に柔軟姿勢をとったのが理由の一つとされている。

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