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ご当地ヒーロー、90過ぎの「向かいの爺さん」助ける ほっこりエピソードに反響「こういう話が世界で一番すき」

J-CASTニュース / 2024年8月26日 15時45分

ご当地ヒーロー、90過ぎの「向かいの爺さん」助ける ほっこりエピソードに反響「こういう話が世界で一番すき」

「超神ネイガー」公式サイトより

「戦う秋田名物」こと秋田県一円で活動するローカルヒーロー「超神ネイガー」さんが2024年8月25日、近所に住む男性との交流をXで明かし、話題を集めている。

「少なくとも、90歳の爺さんが玄関で転ばぬように、おらはなんとかできたようだ」

超神ネイガーさんは、秋田で活動するご当地ヒーローだ。公式サイトによると「普段は米農家、時々ナモミハギ(なまはげ)の力を借りて、豪石(ごうしゃく)の 掛け声と共に変身する!!」ヒーローで、秋田をダメにしようと企む悪の組織「だじゃく組合」と戦っている。

超神ネイガーさんは25日、「今朝、家の周りの草むしりをしていたら、向かいの爺さんから声をかけられる。齢90を過ぎる元職人だ」と切り出した。

おじいさんは超神ネイガーさんに「お前に手伝ってほしいことがある」と言い、手作りの台を見せ「玄関の上り口が高く、踏み台にしようと思ったが高さが合わない」と相談した。

玄関で度々転んでいるというおじいさんの声を受け、超神ネイガーさんは「指矩(さしがね)を持って屋敷にお邪魔する」。家に上がるためには約30センチの高さを越えなければいけない状況だったことから、「90のジッコ。...そりゃ転ぶわな」と感じたとした。

「爺さんはクールに去って行った」

超神ネイガーさんが踏み台の脚を「五寸で切るが、よいか?」と聞き、おじいさんの了承を得て作業を開始。

「誰から貰った踏み台かは知らないが、あまりにも素人工作で、脚がグラグラなのでビスを打って補強する」として、黄色い踏み台を採寸し、作業する様子を写した写真を添えた。「ネジとの干渉によりドリルビットをひとつ破断したが、切断面をカンナで整え、足の底には滑り止めのゴムを貼る」と、かなり本格的な日曜大工になったという。

完成した踏み台を玄関に設置すると、「ピタリと収まる」。超神ネイガーさんは「なんだ、やれば出来るじゃないか。少なくとも、90歳の爺さんが玄関で転ばぬように、おらはなんとかできたようだ」と満足げだ。

おじいさんは超神ネイガーさんにお礼を伝え、ヘルメットを被って自転車で出かけて行ったという。

その後、おじいさんが超神ネイガーさん宅に現れ、「近所のスーパーで買って来たビール缶の6本セット」をお礼にプレゼントした。

「え、わざわざ?!」「なんもなんも!!」と軽やかなやり取りを交わし、「爺さんはクールに去って行った」そう。超神ネイガーさんは、おじいさんに向け「転ぶなよ! ジジイ! へばな(それじゃあね)」と呼びかけた。

「お二人とも男気のかたまり」「ご近所のリアルヒーロー!!」

おじいさんと超神ネイガーさんとの助け合いのエピソードに、「俺はこういう話が世界で一番すき おふたりともこの先ずっと元気でいてほしいしこの先絶対いい事起きてほしい」「ご近所のリアルヒーロー!!」「お二人とも男気のかたまり 多くは語らずともわかり合える関係良いですね」など、ほっこりしたとの声が相次いでいる。

投稿が大きな注目を集めたことについて、超神ネイガーさんは「あー...なんかアレだな。ご当地ヒーローとしての『超神ネイガー』というよりは、中の人間である『アキタ・ケン』としての日常を出し過ぎてしまった感がするな。すまなかった」とつづり、「みんな、忘れてくれ。ま、おらはいつもこんな感じだ」とした。

お向かいのおじいさんについても「ジッコも元気だ。心配ない」とした上で、「...とはいえ、かっこいいサイクリング,ヘルメットを被っているとはいえ、危なっかしくて仕方がない。ジッコ。絶対に転ぶなよ! ジジイ! マックスバリュよりは先には行くなよ!」と心配もにじませている。

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