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いすゞ、電気バス生産能力を最大5倍に…南真介社長「路線バスから率先してEV化」

読売新聞 / 2024年8月27日 2時0分

いすゞ自動車の南真介社長(2023年8月撮影)

 いすゞ自動車が2030年までに、電気バスの年間生産能力を現在の200台から最大1000台に引き上げることがわかった。国内の電気バス市場は、中国の電気自動車(EV)大手BYDがシェア(占有率)の約8割を占めるが、量産によるコスト削減で巻き返しを図る。

 南真介社長が読売新聞のインタビューに対し、「(生産能力は)500~1000台を目指したい。路線バスから率先してEV化を進める」と明らかにした。

 いすゞは今年5月、国内大手では初の大型電気バス「エルガEV」を発売した。航続距離は360キロ・メートルで、200キロ・メートル台が中心のBYD製よりも長い。25年の大阪・関西万博で性能をアピールし、26年には約30~40人乗りの中型も投入する方針だ。いすゞと日野自動車の合弁会社「ジェイ・バス」が製造する。

 希望小売価格は税込み約6600万円で、BYDより2000万円程度高い。補助金なども活用できるが、南氏は「台数を増やせば、(電池などの)コストも下がってくる」と強調した。

 電気バスを巡り、日本バス協会は30年までに1万台の導入目標を掲げるが、国内の保有台数は23年3月時点で252台にとどまる。

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