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パラアスリートへの医療支援を拡充へ…けが予防や「クラス分け」のための診察サポート

読売新聞 / 2024年8月27日 5時0分

スポーツ庁

 スポーツ庁は2025年度から、パラリンピックを目指すトップ選手への医療支援を拡充する方針を決めた。パラアスリートが、国の強化拠点ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC、東京都北区)でも医師の診察などを受けやすい環境作りを目指す。

 HPSCは、最新の練習機材を備えたナショナルトレーニングセンター(NTC)や国立スポーツ科学センター(JISS)などで構成。19年にバリアフリー化された「NTCイースト」が完成し、障害のある選手の練習利用が増えている。同庁は医療面のサポートを手厚くすることで利用促進や競技力向上につなげようと、25年度予算の概算要求に関連経費約1億円を計上する。

 JISSのクリニックの勤務医らが、けがの予防や早期発見のほか、障害の種類や程度に応じて競技クラスを決める「クラス分け」で求められる診察などを日常的に行えるように体制を整える方針。日本パラリンピック委員会(JPC)が今春、クラス分けに関する世界の動向を調べるために設けた組織とも連携する。

 また、同庁は、今後の五輪・パラなどに向けた強化費105億円も概算要求に盛り込む。21年東京大会当時から100億円規模を堅持しており、パリ五輪でも日本勢の活躍を支えた。

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