ダウ平均終値４万１２４０ドル、史上最高値を更新…ＦＲＢの利下げ期待から上昇

ニューヨーク証券取引所

　【ニューヨーク＝小林泰裕】２６日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値は前週末比６５・４４ドル高の４万１２４０・５２ドルだった。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の利下げ期待を追い風に、史上最高値を更新した。

　ＦＲＢのパウエル議長が２３日の講演で、９月の利下げを事実上明言した。早期の利下げによって米国の景気後退が避けられるとの見方から、７月１７日に記録した最高値（４万１１９８・０８ドル）を上回った。

　ＩＴ企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は１５２・０２ポイント安の１万７７２５・７７だった。