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厚生労働白書が「こころの健康」を特集…「ストレス」が最大のリスクと感じる人、20年で3倍に

読売新聞 / 2024年8月27日 10時40分

厚生労働省

 政府は27日午前、「こころの健康」を特集した2024年版厚生労働白書を公表した。精神疾患による外来患者数や精神的ストレスを健康へのリスクと感じる人の割合が増えている実態を紹介。「こころの不調を抱える人を含むすべての人が、地域や職場で生きがい・役割を持ち、安心して暮らすことができる社会の構築が不可欠」とした。

 白書によると、うつ病などの精神疾患を抱える外来患者数は20年に約586万人に上った。精神障害の労災認定件数も22年度に710件と過去最多だった。

 厚生労働省が今年実施した心身の健康などに関する意識調査の結果も掲載。健康にとって最もリスクとなる要因を「精神病を引き起こすようなストレス」と答えた人の割合は15・6%で、04年の5・0%から約3倍に増えた。

 現代に特徴的なストレス要因としては、デジタル化の進展に伴うインターネット上の 誹謗 ひぼう中傷や違法薬物の広まり、孤独・孤立の深刻化などを挙げた。

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