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県立八千代高が輩出した角田夏実と安楽宙斗、市役所に凱旋…角田「一度は五輪諦めようと思った」

読売新聞 / 2024年8月27日 22時21分

花束を受け取った角田選手(左)と安楽選手(26日、八千代市役所で)

 千葉県八千代市出身で、パリ五輪の柔道女子48キロ級で金メダルに輝いた角田夏実選手(32)と、スポーツクライミング男子複合で銀メダルを獲得した安楽宙斗選手(17)が26日、八千代市役所を訪問し、服部友則市長らに結果を報告した。

 2人は、市内にある県立八千代高校の卒業生と在校生。角田選手は卒業後、東京学芸大に進学し、現在はSBC湘南美容クリニックに所属している。パリ五輪では得意のともえ投げで他の選手を圧倒し、女子48キロ級で金メダルを獲得。混合団体では日本の銀メダルに貢献した。

 安楽選手は同高3年で、JSOLに所属する。ワールドカップ(W杯)に初めて出場した昨年、ボルダーとリードの2種目で年間総合王者を獲得した。パリ五輪のボルダーでも、他選手が苦戦する壁を短時間で登るなど、実力を示した。

 市役所で2人は、大勢の市民や職員から拍手で迎えられ、花束を受け取った。

 角田選手は「東京五輪を逃した時、一度は五輪を諦めようと思った」と当時の思いを明かした。そのうえで、「きつくなった時に応援してくださる方々がいるから頑張ろうと思えた。金メダルで少しでもお返しができていたらうれしい」と話した。

 安楽選手は、「W杯に出始めて1年半足らずで(銀メダルを獲得したことは)、自分でも急成長だと思う」と話した。一方で、「1位を狙って仕上げてきたが、ベテラン選手にかなわない分野もあった」と悔しさをにじませ、「強さを突き詰めて、世界選手権や五輪などを取りこぼさずに勝てる選手になりたい」と誓った。

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