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カタールのサーニ首相、イランにイスラエル報復めぐり自制求める…大統領・外相と個別に会談

読売新聞 / 2024年8月27日 11時29分

26日、テヘランで会談するカタールのサーニ首相(左)とイランのペゼシュキアン大統領=ロイター

 【エルサレム=吉永亜希子】パレスチナ自治区ガザでの停戦交渉を米国などと仲介するカタールのムハンマド・サーニ首相は26日、イランの首都テヘランで、マスード・ペゼシュキアン大統領、アッバス・アラグチ外相と個別に会談した。サーニ氏は、イスラム主義組織ハマスの最高幹部殺害を受けてイスラエルに報復する方針を示すイラン側に自制するよう働きかけた。

 イランは報復攻撃を巡り、停戦交渉の行方を見極めている模様だ。イラン大統領府によると、サーニ氏はペゼシュキアン氏との会談で、停戦に向けた努力を続けるとした上で「賢明で責任ある関係国として、イランの建設的な役割に期待している」と語った。ペゼシュキアン氏は、イスラエルに「ガザでの犯罪をやめさせる」ため、イスラム諸国が連携する必要性を強調した。

 また、イラン外務省によると、アラグチ氏はサーニ氏との会談でカタールの仲介を歓迎して「ハマスが受け入れる、いかなる合意も支持する」と表明した。

 エジプトの首都カイロで行われていた停戦と人質解放に向けた交渉では、ガザとエジプトの境界にイスラエル軍が駐留を継続することをハマスが拒否したが、実務者レベルでの協議が続いている。

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