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パラリンピック、開会式はNHKが生放送…アスリートナビゲーターに国枝慎吾さん

読売新聞 / 2024年8月27日 13時53分

投球練習をするボッチャ日本代表の杉村英孝選手(2024年5月)=須藤菜々子撮影

 五輪の興奮冷めやらぬパリで、パラリンピックが28日に開幕する。今大会は、海外開催の夏季大会では史上最多の日本人選手が出場する。7時間の時差がある中、放送は深夜から早朝にかけてがメイン。NHKは、日本人選手が出場する試合を計約89時間放送する予定だ。

リオに比べても6割弱に

 内訳としては総合とEテレで計約79時間、ラジオで約10時間。東京大会(約670時間)はともかく、2016年のリオデジャネイロ大会(約155時間)と比べても6割弱に減った。

 アスリートナビゲーターとして車いすテニスで5大会連続メダル獲得の国枝慎吾さんを起用。開会式に先立ち、総合の「ゼロから楽しむパラリンピック」(28日後7・57)で、国枝さんや俳優の風間俊介さんがパリから直前の街の盛り上がりを伝える。日本選手の活躍が期待される競技なども紹介される。

 五輪に続き、パラでもスタジアムの外で行われる開会式では、選手らが中心部のシャンゼリゼ通りからコンコルド広場までパレードする。総合ではその様子を字幕付きで放送。Eテレは手話通訳を付けて生放送するほか、副音声で視覚障害者向けに画面を説明する「解説放送」も行う。

ボッチャ杉村ら連覇なるか注目

 注目の一つは、東京大会の金メダリストの連覇がなるかどうか。杉村英孝選手が出場するボッチャ男子個人(脳性まひBC2)は9月2日、里見紗李奈選手のバドミントン女子シングルス(車いすWH1)は3日、木村敬一選手の競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)は7日に、それぞれ決勝が放送される。

 全仏を最年少で制した小田 凱人 ときと選手の活躍が期待される車いすテニス男子シングルスの決勝(7日)、2大会連続銅メダルの車いすラグビーの初戦となる予選・日本対ドイツ(8月30日早朝)も注目を集めそうだ。

 これらの番組は、動画配信サービス「NHKプラス」で同時配信、番組途中でも冒頭から見直せる追いかけ再生、番組終了後の見逃し配信でも楽しめる。

 ラジオ第1では30日深夜の競泳、9月6、7日夜の車いすテニス男女決勝を、NHKFMでは8日の車いすマラソン男女、視覚障害マラソン男女を放送する。

 1日午後5時から東京ポートシティ竹芝(東京)で、視覚障害があるアスリートが解説するEテレの公開生放送が行われる。浦田理恵さんがゴールボール男子予選・日本対エジプト、加藤健人さんがブラインドサッカー男子予選・日本対コロンビアを担当する。

ニッポン放送やJCOMも

 NHK以外ではニッポン放送が民放ラジオで唯一、開幕直前から最終日まで毎日、日本人選手の競技結果や注目ポイントなどを伝える情報コーナーを設けた。

 ケーブルテレビ大手・JCOMも大会期間中の午後8~10時に特別番組を編成。車いすテニスや車いすラグビー、ボッチャなど9競技を実況・解説付きで、21競技をハイライトで放送する。吉田沙保里さんらがアスリートコメンテーターに就く。(放送時間は変更あり)

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