北海道・上士幌町でおなじみ「ミルクジャム」…コクのある優しい甘さをお試しあれ

ミルクジャム

ミルクジャム

　広大な十勝平野でのびのびと育った牛のミルクと、砂糖を煮詰めて作ったジャムだ。コクのある優しい甘さが口に広がる。

生乳の売り上げ超える主力商品に

　手がけるのは、乳牛約１１０頭を放牧する「十勝しんむら牧場」（上士幌町）。乳製品を客の手元に直接届けたいと思っていたところ、フランスにミルクから作るジャムがあることを知り、約２年かけて開発した。２０００年に販売を始め、今では生乳の売り上げを超える主力商品となった。

　原料は牛乳と道産のビートからとれる砂糖のみ。添加物や保存料は使わない。約２時間かけてゆっくり煮詰めることで、濃厚な味わいに仕上がっている。

　定番のプレーンのほか、バニラ、はちみつ、ラムレーズンなどの味もそろう。

「コーヒーに溶かして飲むのもおすすめ」

「十勝しんむら牧場」社長の新村浩隆さん
　「牛乳のおいしさを最大限に生かしたジャムです。パンやスコーンに塗るのはもちろん、コーヒーに溶かして飲むのもおすすめです。子どもから年配の方まで、幅広く味わってもらいたいですね」

お取り寄せ

　プレーン１瓶（１４０グラム）８４２円（税込み、送料別）。注文はオンラインショップで。

　全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。