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イスラエル軍が難民キャンプをドローン攻撃、5人死亡…「テロ組織の司令室」と主張

読売新聞 / 2024年8月27日 20時45分

ドローン攻撃で破壊されたヌール・シャムス難民キャンプ(27日)=ロイター

 【エルサレム=福島利之】イスラエル軍は26日夜、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸の北西部トゥルカレムのヌール・シャムス難民キャンプをドローン(無人機)で攻撃し、自治政府によると5人が死亡した。

 中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラによると、殺害された1人は、パレスチナ自治区ガザでの人質解放と引き換えに昨年11月、イスラエルの刑務所から釈放されたイスラム主義組織ハマスのメンバーだった。軍は「テロ組織の司令室を攻撃した」と説明している。

 一方、西岸の南西ベツレヘム郊外の村ワディ・ラハルではイスラエル人の入植者が銃を発砲し、1人が死亡、3人が負傷した。ガザで昨年10月に戦闘が始まって以降、西岸の入植者による攻撃は1334件に上り、7人が死亡した。

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