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神宮外苑の再開発、伐採本数を124本減らす案を検討…施設の配置見直し

読売新聞 / 2024年8月27日 20時19分

再開発が計画されている明治神宮外苑(6月8日)

 東京・明治神宮外苑の再開発事業を巡り、大量の樹木伐採計画に批判が集まっている問題で、事業者が伐採本数を現計画の743本から124本減らす見直し案を検討していることがわかった。

 現計画では、高さ3メートル以上の高木約1900本のうち、743本を伐採する一方、275本を移植し、新たに837本を植える。関係者によると、見直し案では施設の配置をずらすなどして、伐採本数を619本まで減らす。

 観光名所のイチョウ並木をより確実に保全するため、神宮球場に代わる新野球場の位置を後退させ、並木との距離を現計画の8メートルから18・3メートルに広げることも検討している。事業者は9月にも見直し案を公表し、都の審議会に報告する方針。

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