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「史上最強」車いすラグビー、悲願の「金」へ…今年18戦16勝・世界ランキング3位

読売新聞 / 2024年8月30日 6時16分

車いすラグビーの世界ランキング

 パリパラリンピックに出場する車いすラグビー日本代表は、最新の世界ランキング(6月12日現在)で3位。今年18戦16勝と勢いに乗っていて、選手たちの言葉からは「史上最強」の自負が感じられる。2016年リオデジャネイロ大会、前回の東京大会と2大会連続で悔しい銅メダルに終わっている日本。今大会は悲願の金メダルを狙う。

ランキング1位のオーストラリアに今年2連勝

 日本代表は今年、ジャパンパラ競技大会(1月)、クワッド・ネーションズ(4月)、カナダカップ(6月)の三つの国際大会に出場し、16勝2敗で3大会とも優勝と勢いに乗っている。選手たちの自信もうなずける。

 しかも世界ランキング1位のオーストラリアには、カナダカップで2度対戦し2勝。世界2位のアメリカにいたっては、3戦3勝。カナダカップ予選では50―43、クワッド・ネーションズでは予選で52-41、決勝で50―47と連破した。カナダカップ以外は世界ランキングのポイントの対象外で、東京パラリンピックや世界選手権で上位に入ったこの2か国に「格付け」では及ばないが、金メダルは現実的な目標と言っていいだろう。

今年敗れた2か国とは別の組

 パリパラリンピックは8か国が出場し、2グループに分かれて総当たりの1次リーグを行う。各グループの上位2か国が、準決勝に進む。

 日本が1次リーグ(プールA)で戦うのは、アメリカとカナダ(世界ランキング5位)、ドイツ(同9位)。一方のプールBは、地元フランス(同6位)、オーストラリア、イギリス(同4位)、デンマーク(同7位)だ。

 日本代表が今年に入って黒星を喫したのは、フランスとイギリス。いずれも1次リーグでは別の組に入った。岸光太郎ヘッドコーチは「世界的にレベルが高く、どのチームが(準決勝に)来てもおかしくない」としている。

 7月に行われた日本代表発表の記者会見では、羽賀理之選手(39)が「一番強い選手が残った奇跡のチーム」、乗松聖矢選手(34)が「自信を持って強いと言える」などと、胸を張る。チーム最年長で、6大会目の出場となる島川慎一選手(49)も「今が一番強い。今回こそは金メダルを狙う」と意気込みを語っている。(デジタル編集部)

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