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足で弓持ちアゴ使い矢を放つ、41歳でトレーニングは1日8時間…あす未明パラ開幕

読売新聞 / 2024年8月28日 11時40分

3大会ぶりの表彰台を目指すマット・スタッツマン

 パリ・パラリンピックは28日夜(日本時間29日未明)、開会式が行われる。過去最多168の国・地域(難民選手団を含む)から約4400人の選手が集い、22競技549種目でしのぎを削る。日本以外にも、個性豊かなパラアスリートが顔をそろえた。

 アーチェリー男子のマット・スタッツマン(41)(米)は生まれつき両腕がなく、右足で弓を持ち、肩に装着した補助器具と顎を器用に使って矢を射る独特のスタイルで戦う。

 2012年ロンドン大会で銀メダルを獲得したが、16年リオデジャネイロ、21年東京といずれも9位に終わった。パリでは男子コンパウンドで3大会ぶりの表彰台を目指す。

 弓を射るには安定した体幹に加え、スタッツマンの場合、 強靱 きょうじんな脚力も必要だ。20歳代後半で競技を始めたが、ベテランになった今も1日8時間のトレーニングなど努力を重ね、22年には世界選手権も制した。

 「(コロナ禍で)東京大会はスタンドにお客さんがいなかったが、(有観客の今大会は)完璧なお祝いになるよ」と話し、大観衆の前でプレーすることを楽しみにしている。

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