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スタッフ驚嘆「今が一番いい体つき」の巨人・岡本和真、夏バテ知らずで4番の仕事

読売新聞 / 2024年8月28日 6時0分

5回1死、岡本和がソロ本塁打を放つ(捕手・中村)

 巨人5―2ヤクルト(セ・リーグ=27日)――巨人が3連勝。初回にモンテス、岡本和、吉川の適時打で3点を先行。四回に丸の適時打、五回に岡本和のソロで加点し、逃げ切った。ヤクルトは再三の逸機が響いた。

 巨人の試合前練習で、短距離ダッシュのタイムを測定した球団スタッフが驚きの声を上げた。「(体が)めっちゃ動いてる」。視線の先にいたのは、岡本和だ。疲れのたまる夏場でも、コンディションは良好。試合では見事に4番の仕事を果たし、勝利に導いた。

 相手先発は、今季2度の対戦で計14回1/3を零封されていた吉村。初回、その難敵からモンテスの適時二塁打で初得点を挙げると、なお一死二塁で岡本和が追い打ちをかける。変化球を引っ張り、左翼線付近に落ちる適時二塁打。五回には2番手・原の直球を左翼席へ運び、「しっかり捉えることができた」と笑った。

 2か月前のDeNA戦。岡本和は巨人の4番として放った本塁打数が通算200本に到達した。長い歴史の中で、長嶋茂雄、王貞治、原辰徳に次ぐ4人目の偉大な記録だ。阿部監督はたたえつつ、「勝ちに貢献する本塁打をもっと打ってほしい」と注文もつけた。

 岡本和も「もっと打ちたい」と主砲の重圧と向き合ってきた。今季、勝利に直結する打点に重きを置くのも、4年ぶりのペナント奪還に懸ける思いが強いからだ。2打点を加え、タイトル争いでは、リーグトップのヤクルト・村上に並んだ。

 球団の定期的な測定で、夏場を迎えて岡本和のパワーや瞬発力の数値は右肩上がりだという。100キロを超える巨漢ながら、体脂肪率は15%ほど。スタッフは「体重も筋肉量もベスト。今が一番いい体つき」と明かす。ペナントレースは佳境に差し掛かり、「(広島との)直接対決まで離されないようにしたい」と岡本和。状態の良さをバットで示し、チームの先頭に立ちたい。(財津翔)

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