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立民代表選に推薦人20人の壁…議員136人の15%相当、中堅議員「自民が60人集めるのと同レベルの難しさ」

読売新聞 / 2024年8月28日 7時48分

 立憲民主党の代表選(9月23日投開票)を巡り、各陣営が推薦人の確保に頭を悩ませている。立候補には、党所属国会議員の15%にあたる20人をそろえるという高いハードルを乗り越える必要があるためだ。

 出馬の意向を固めている泉健太代表(50)は27日、国会内で若手議員と面会し、「推薦人が足りなくて代表選に出られない。代表を続けたいので力を貸してほしい」と要請した。

 泉氏は自らを支えるグループ「新政権研究会」(約25人)を基盤に推薦人を集めている。ただ、所属メンバーには他のグループと掛け持ちする議員もおり、グループ外にも幅広く働きかけをせざるを得ない状況だ。

 9日に出馬表明した枝野幸男・前代表(60)も自身が顧問を務める党内最大グループ「サンクチュアリ」(約30人)の支持をまとめきれておらず、27日、国会内の議員事務所を回って支持を呼びかけた。

 近く出馬を表明する野田佳彦・元首相(67)は出馬表明後、推薦人集めを本格化させる構えだ。

 代表選規則では、必要な推薦人の数は所属国会議員数にかかわらず、20人と定められている。国会議員数が3倍近くいる自民党の総裁選と同数で、中堅議員は「自民議員が支持を60人集めるのと同レベルの難しさだ」と指摘した。

 出馬に意欲を見せる江田憲司衆院議員(68)は25日、横浜市で「今更言っても遅いが、どうして10人に下げるというようなことをしなかったのか」と記者団に執行部への不満をにじませた。

 26日の立候補予定者の事前説明会には7陣営が出席したものの、推薦人を集められず、出馬を断念する陣営が出てくるのは必至だ。今後、陣営間の駆け引きが活発化するとみられる。

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