メキシコ大統領、アメリカ・カナダの大使館との関係を当面停止と表明…司法改革案を批判され
読売新聞 / 2024年8月28日 11時7分
【ロサンゼルス=後藤香代】メキシコのアンドレス・ロペスオブラドール大統領は27日の記者会見で米国、カナダ両政府の関係者がメキシコの司法改革案を批判したことを受け、両国大使館との関係を当面停止すると表明した。両国との国交断絶の可能性は否定した。
ロペスオブラドール氏は、裁判官の任命制を廃止し、直接選挙制とする改革案に対する米国とカナダによる批判について、「(両政府が)メキシコの主権を尊重する声明を発表しない限り、大使館との関係は一時停止となる」と述べた。
司法改革案を巡っては、米国のケン・サラザール駐メキシコ大使が22日、「(麻薬)カルテルや悪質業者が、直接選挙で選ばれた経験の浅い裁判官を利用する恐れがある」との声明を読み上げた。カナダの外交官も懸念を表明していた。
ロペスオブラドール政権は2月に、改革案を発表した。議会は与党連合が多数を占めており、改革案は承認される見通しだが、野党は「司法の独立を脅かす」と批判している。
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