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大坂なおみ、出産後初の全米OPで初戦快勝…シングルスでは初出場の柴原瑛菜も激闘制す

読売新聞 / 2024年8月28日 20時7分

女子シングルス1回戦で快勝した大坂なおみ=ロイター

 【ニューヨーク=平沢祐】テニスの四大大会最終戦、全米オープンが27日、ニューヨークで行われ、女子シングルス1回戦で、世界ランキング88位の大坂なおみ(フリー)が第10シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6―3、6―2で破り、2回戦進出を決めた。柴原瑛菜(橋本総業)はダリア・サビル(豪)に競り勝ち、日比野菜緒(ブラス)はキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)にストレート負け。男子シングルス1回戦では、ダニエル太郎(エイブル)が敗れた。

序盤からパワー全開

 緑色のウェアにあしらった白いリボンが、大坂のダイナミックな動きに合わせて何度も揺れた。最初は派手な装いに目を奪われていたファンたちは、その強さにあっという間に引き込まれていった。

 初戦の相手は世界ランキング10位のオスタペンコ。かたや、昨年女児を出産して今季ツアー復帰した大坂は、主催者推薦で2年ぶりに出場を果たした。それでも、さすがは元世界ランキング1位だ。「本当に尊敬している相手なので、最初からいいプレーをしないといけないとわかっていた」と序盤からパワー全開。190キロに迫るスピードでサーブを打ち込み、相手にブレイクを許さない。第2セットに3連続でサービスエースを決めるなど集中力の高さも抜群で、難敵をわずか1時間4分で退けた。

 2018、20年に優勝した思い入れのある舞台に戻ってこられたうれしさや、娘を思う気持ち――。様々な思いが頭の中を駆け巡り、勝利すると何度も目頭を押さえた。「(次戦は)集中して、いいプレーをして、楽しむ」。ニューヨークでみたび輝くための戦いが、勢いよく幕を開けた。(平沢祐)

紫原の2回戦は第1シードと

 シングルスでは四大大会初出場となった柴原が、3時間17分の激闘の末に白星をつかんだ。第3セットは先行されては追いつく展開。辛抱強く戦い、10ポイント先取のタイブレイクで5ポイントを連取して一気に優位に立った。勝利が決まると、コートに両膝、両手、そして額をつけて喜んだ。第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が待ち受ける2回戦へ、「どのくらい自分のテニスをできるのかチャレンジしたい」と意気込んだ。

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