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金属製の側溝蓋に「イチゴのマーク」、盗難防止に職員がスプレーで描く…産地の栃木・真岡で

読売新聞 / 2024年9月1日 16時16分

グレーチングに塗料スプレーを吹きかけ、マークを描く市職員(26日、真岡西中前の市道で)

 栃木県真岡市で、道路側溝に設置された格子状の金属製蓋「グレーチング」の盗難が相次いでおり、市はイチゴをあしらったマークを描いて被害防止に努めている。

 金属価格の高騰などの影響で、売却目的とみられるグレーチング盗被害が全国で相次いでいる。市によると、今年度の被害件数は12件24枚。23日にも同市鬼怒ヶ丘の工業団地内で盗難にあったばかりだという。

 このため、市は対策を強化。26日には市建設課の職員2人が市立真岡西中学校(同市西高間木)前で、市道脇のグレーチングにイチゴ形の型枠を置き、赤と緑色の塗料スプレーでイチゴを描いた。

 市からの盗品だと特定しやすい上、マークが付いたものは売り物にしにくいことから、抑止効果を狙ったという。これまでに、人目につきにくく、通行量が少ない場所を中心に20か所の計60枚にマークを描いた。

 同課は「盗難によって道路脇に思わぬ落とし穴ができると、自転車や歩行者の事故につながりかねず大変危険だ。今後も順次マークを描いていく」としている。

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