1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

野田佳彦・元首相、立憲民主党代表選への立候補を正式に表明…「政権を取り戻すために道筋を付ける」

読売新聞 / 2024年8月29日 11時18分

立憲民主党代表選の出馬を表明する野田佳彦・元首相(29日、千葉県習志野市で)=桐山弘太撮影

 立憲民主党の代表選(9月7日告示、23日投開票)を巡り、野田佳彦・元首相(67)は29日午前、立候補を正式に表明した。

 野田氏は千葉県習志野市で記者団の取材に応じ、「代表選にチャレンジする決意を固めた。再び首相を目指す」と述べた。「政権を取り戻すために道筋を付けることが私の役割で大きな責任がある」とも語った。

 共産党との協力については、「対話のできる関係は必要だ」としつつ、「同じ政権を担うことはできない」と指摘。党内に消費税減税を求める声があることに関し、「安易に減税するのではなく、現状を維持するのが基本だ」と否定的な考えを示した。

 当初、野田氏は出馬に慎重姿勢だったが、豊富な政治経験への期待が党内で高まり、出馬を決断した。

 野田氏は民主党政権で財務相などを経て、2011年に首相に就任した。12年に自民、公明両党と合意し、消費税率を2段階で10%に引き上げる社会保障・税一体改革関連法を成立させた。直後の衆院選で民主党が大敗して下野したため、党内には野田氏への反発もある。

 立民代表選には、枝野幸男・前代表(60)がすでに出馬を表明した。泉健太代表(50)も立候補する意向を固めている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください