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ドローンで農薬散布の練習中、操縦者にぶつかり骨折…運輸安全委が調査報告書を初公表

読売新聞 / 2024年8月29日 10時0分

大分県九重町

 大分県九重町で昨年7月、無人航空機(ドローン)が操縦者にぶつかる事故があり、運輸安全委員会は29日午前、調査報告書を公表した。ドローンによる死傷事故が2022年12月から調査の対象に加わった後、報告書の公表は初めて。

 報告書などによると、昨年7月14日午後6時頃、同町内にある台形状の田んぼで、自動飛行していたドローン(縦横とも220センチ、高さ62センチ、サミサミラボ製)が、田んぼ脇の金属柱(高さ約8メートル、幅10センチ)に衝突後、近くにいた操縦者の男性(32)に接触。男性は右手小指を骨折するなどの重傷を負った。男性は農薬散布の練習をしていた。

 報告書は、男性が田んぼの形を考慮せず、自身や周辺の障害物との安全な距離も意識せずにドローンを飛行させたと指摘。安全を確保するための「補助者」を置くとする飛行承認申請を国に出していたが、事故当時、補助者はいなかった。

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