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日本製鉄、USスチールの製鉄所に1900億円追加投資計画…労組「信じられない」と批判

読売新聞 / 2024年8月29日 12時22分

日本製鉄

 日本製鉄は29日、米鉄鋼大手USスチールの買収計画が実現した場合、米国にある2か所の製鉄所に計13億ドル(約1900億円)を投資するとした新たな計画を発表した。米国内でのUSスチールの事業規模を維持する姿勢を示すことで、買収計画に反対する全米鉄鋼労働組合(USW)などとの交渉を円滑に進める狙いだ。

 米ペンシルベニア州にあるUSスチールのモンバレー製鉄所には少なくとも10億ドルを投じ、自動車用の薄板などを作る鋼材工場を新設または更新する。製鉄所は今後数十年は稼働させる計画だ。また、インディアナ州のゲイリー製鉄所には約3億ドルを投資し、老朽化した高炉を改修する。高炉は次の改修時期まで20年程度の稼働延長を見込む。

 日鉄は2026年までにUSスチールの製鉄所の設備などに14億ドルを投資する計画を発表しており、今回の追加分を含めると投資額は計27億ドルとなる。27年以降も投資を継続する方針だという。

 新たな投資計画について、USWは「USスチールと日本製鉄の言うことは信じられない」と批判するコメントを公表した。

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