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大谷翔平「42本塁打・42盗塁」達成、史上2人目…スパイクにデコピンのイラストがちらり

読売新聞 / 2024年8月29日 16時11分

オリオールズ戦後に取材に応じる大谷翔平(28日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで)=帯津智昭撮影

 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は28日(日本時間29日)、3試合ぶりの本塁打となる先制の42号ソロを放ち、2盗塁をマークして通算42盗塁とした。「42本塁打、42盗塁」は、1998年に「42本塁打、46盗塁」を記録したアレックス・ロドリゲス(マリナーズ)以来、史上2人目。本拠地ロサンゼルスでのオリオールズ戦で1番指名打者で出場し、4打数2安打1打点で、チームは6―4で競り勝った。

 試合開始直前、グラウンドに大谷が愛犬のデコピンを抱えて姿を現した。デコピンがマウンドからボールをくわえて捕手役の大谷に運ぶ「始球式」が行われた。「打席よりも緊張しました」と大谷。寄り道することなく真っすぐに走ったデコピンを、満面の笑みで迎えた。大歓声を浴びた愛犬について「素晴らしかったですね。何かおやつを買ってやりたいな」と振り返った。

 この日は、大谷とデコピンがデザインされたボブルヘッド(首振り)人形が来場者にプレゼントされた「大谷ボブルヘッドデー」。試合開始4時間以上前からファンが長蛇の列を作り、大谷が球場入りする際にもすでにファンの姿があった。「僕も来た時にちょっとびっくりした。違うイベントがあるのかなと」。そんな注目を集める一戦の一回の第1打席に、いきなり本塁打を放つところが大谷らしい。

 今季12勝を挙げている右腕バーンズに追い込まれながらもファウルで粘り、5球目、外角のスライダーをとらえた。やや体勢を崩したものの、最後は右腕1本で振り抜き、右中間スタンドに運んだ。

 ゆっくりとダイヤモンドを1周する大谷の足元にも、デコピンがいた。約2週間前から履いているスパイクは、デコピンの絵が描かれた特注のものだ。「(デコピンは)家族ですね。スパイクに関してはゲン担ぎというか、いい流れが続いているので、そんな感じで使っています」と明かす。

 三回には三盗、五回には二盗を決めて、チケット完売の5万3290人の大観衆を足でも魅了した。「(満員は)選手 冥利 みょうりに尽きる。(ファンが)入ってくれただけ、選手はやる気が出る」と大谷。膨らみ続けるファンの期待に、最高の結果で応えた。

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