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夕闇の凱旋門背にパラ開会式、日本選手団の襟にトリコロール…18歳小田凱人は強烈アピール

読売新聞 / 2024年8月29日 18時14分

ピンク色に染まるパリの空(28日、パリで)=木佐貫冬星撮影

 夕闇の 凱旋 がいせん門を背に、世界のパラアスリートが集った28日のパリ・パラリンピック開会式。フランス革命の舞台となったコンコルド広場に聖火がともり、熱戦の幕開けを祝った。

 開会式は午後8時(日本時間29日午前3時)に始まり、各国・地域の選手団はシャンゼリゼ通りから入場した。日本選手団は、襟がフランス国旗のトリコロールカラー(青・白・赤)のシャツに白いジャケット姿で行進。スタンドに手を振って声援に応えていた。

 旗手は、視覚障害がある陸上男子走り幅跳びの石山大輝選手(24)と、生まれつき左腕と右脚が短い競泳女子の西田 あん選手(27)が務め、2人で1本の国旗を一緒に掲げてチームを先導した。

 石山選手は、今年5月の世界選手権(神戸)で銀メダルに輝いた新鋭で「守りに入らず、攻めてメダルを勝ち取れるような勢いのある試合を見せたい」と決意。バタフライで東京大会8位の西田選手は、パリ五輪の競技会場になったコンコルド広場での開会式に「(五輪から)バトンを渡されたようでとてもワクワクした」と笑顔で行進した。

 初出場ながら金メダルの有力候補、車いすテニス男子の小田 凱人 ときと選手(18)は、左腕を広げ、右手で胸をたたいて存在をアピール。女子車いすバスケはチームの12人が全員参加し、主将の北田千尋選手(35)は「一生に一度のチームで心を込めて、心を一つに1試合1試合戦います」と誓った。

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