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ゴールボール男子、手応えの黒星発進…「鈴の音を消すのがうまい」強豪中国と大接戦

読売新聞 / 2024年8月29日 19時1分

シュートを止める田口侑治(右)(29日)=須藤菜々子撮影

 パリ・パラリンピックのゴールボールは29日、男女の1次リーグが行われ、男子B組で2大会連続出場の日本は、2021年東京大会銀メダルの中国に6―7で競り負けた。

 世界ランキングで6位の日本は、同3位と格上で前回銀メダルの中国に敗れたものの、最後まで競り合う大接戦を演じた。今後へ、「難しい試合も乗り越えていける。金メダルが確実に近づいている」と金子和也(Sky)。大会への手応えを得た一戦となった。

 試合の大半は、追いかける展開となった。だが相手リードを最大でも2点にとどめ、後半途中に金子の得点で6―6と追いつくなど、終盤に決勝点を許すまで食らいついた。

 田口侑治(リーフラス)が収穫を語ったのは守りだ。中国は「(球に入っている)鈴の音を消すのがうまい。どこにボールが来るかが分かりにくい」という。動画での分析を繰り返してきた成果で、この日は相手のコース取りがつかめ、「嫌なイメージが完全に 払拭 ふっしょくできた」と自信を深めた。

 3年ぶりの大舞台は緊張よりも楽しさがまさっていると、2大会連続出場の金子は言う。「多くの方に応援されて、有観客がこれだけうれしいことなんだと感じた」。プレーする喜びを感じながら、スタートを切った。(杉野謙太郎)

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