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連覇狙うボッチャ杉村英孝、「精密機械」変わらず…「1エンド1エンド取っていく」

読売新聞 / 2024年8月29日 22時28分

中国選手と対決し、投球する杉村英孝(29日)=古厩正樹撮影

 パリ・パラリンピックは29日、競技が始まり、ボッチャの男子個人で脳性まひBC2の個人戦2連覇がかかる杉村英孝(42)(TOKIOインカラミ)が白星発進した。大会は来月8日まで22競技549種目が行われる。

 杉村のパラリンピック2連覇への戦いが始まった。

 1次リーグ初戦で正確無比な好ショットを重ね、危なげなく勝利した。この競技で日本勢史上初の金メダルに輝いた2021年東京大会で「精密機械」と称された技術の高さは、3年を経て迎えたパリの舞台でも変わらなかった。

 重度障害者向けに考案されたボッチャはパラリンピックを象徴する競技の一つだ。先天性脳性まひで、10歳代後半で本格的にボッチャを始めた杉村にとって、身体的なハンデを感じることなく、勝負に没頭できるかけがえのないスポーツ。ふだんは健常者とゲームを楽しむ機会も少なくない。

 パラリンピックは、そんな魅力をより多くの人に伝えることができる絶好の機会だ。東京大会後、国内で認知度が上がった。パリではその輪をさらに大きくしたいという思いを込めてプレーする。「一戦一戦、一エンド一エンドを取っていく」と言葉に力を込めた。(畔川吉永)

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