1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

車いすラグビー最年少の22歳、橋本勝也が17得点と躍動…初の金メダル目指して日本が好発進

読売新聞 / 2024年8月30日 10時15分

車いすラグビーで日本の次世代のエースとして期待される橋本。ドイツ戦で17得点と活躍した=ロイター

 パリパラリンピックは29日から車いすラグビーが始まり、1次リーグA組の日本は初戦でドイツを55―44で破った。1次リーグは4チームずつ2組に分かれて総当たりで戦い、9月1日に準決勝、2日に決勝戦が行われる。

 初戦を快勝した日本で、22歳の橋本勝也(日興アセットマネジメント)が際立った存在感を見せた。

 第2ピリオド。スピードあふれる突破で相手の防御をかいくぐり、次々と得点を重ねてリードを一気に広げた。その後、ミスが続いた嫌な時間帯もあったが、チームはこの点差を生かして悠々と逃げ切り。約13分間の出場でチーム2位の17得点と、白星発進に大きく貢献した。

 19歳で初出場した東京大会はプレー時間も少なく、「悔しかったからこそ、自分が今回一番輝いて、チームを勝たせたい」と、強い決意で大会に臨んでいる。この日の試合前、国歌を聞きながらこの3年間のことが頭をよぎって一層気合が入ったといい、試合後は「思った以上に疲れた。もうちょっと肩の力を抜いてできればプレータイムが伸びるかな」と、笑顔を見せつつ反省した。

 「今までは自分がチームに引っ張ってもらっていた。そこから逆に自分がチームを引っ張って、次の大会以降につなげられるようにしていきたい」。目指す初の頂点へ、東京から大きく成長を果たした若きエースは、闘志をみなぎらせている。(杉野謙太郎)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください