東京２冠のバドミントン里見紗李奈はシングルス初戦落とす…１次リーグ黒星から金メダルの３年前の再現目指す

バドミントン女子、シングルスでは黒星スタートとなった里見紗李奈＝ロイター

　パリパラリンピックのバドミントンは２９日から１次リーグが始まり、女子で東京大会単複２冠の里見紗李奈（ＮＴＴ都市開発）は山崎悠麻（ＮＴＴ都市開発）と組んだダブルスＡ組で韓国ペアを２－０（２１－９、２１－１２）で破った。シングルスでは尹夢璐（中国）に１－２（２１－１２、１８－２１、１５－２１）で敗れた。

　女子ダブルスで快勝スタートを切った里見だったが、シングルスは初戦で黒星を喫した。２０２１年東京大会銅メダルの中国選手を相手に第１ゲームを奪ったものの勢いはつかず、続く２ゲームを失って逆転負け。「２ゲーム目の負け方が良くなかった。映像を見てコーチと相談したい」と反省した。東京大会でも同じ選手に１次リーグで負けたが、最終的に金メダルをつかんでいる。里見は３年前の再現を目指して戦うつもりだ。