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兵庫県の斎藤元彦知事、休日・深夜の業務チャット「備忘録的に送った面ある」…県議会百条委の証人尋問【随時更新】

読売新聞 / 2024年8月30日 16時39分

兵庫県の斎藤元彦知事

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県議会の百条委員会は30日、斎藤知事の証人尋問を始めた。

 前県西播磨県民局長の男性職員(7月に死亡)が3月に報道機関などに送付した告発文書では、「出張先で公用車を降り、20メートル歩かされただけで職員をどなり散らした」などの疑惑が記されていた。

職員に「大きい声で強く指摘」…過大要求は否定

 斎藤知事はこの日の証人尋問で、出張先の施設玄関で待機していた職員2人に「車止めをなぜのけておかなかったのか。外すのを失念していたのではないかと発言したと記憶している」と説明。その上で、「大きい声で、それなりに強く指摘したと思う」と述べた。一方、職員への過大な要求に当たるのではないかとの議員の指摘に対しては、「過大な要求というよりも、合理的な指摘だったと認識している」と説明した。

内部告発者の懲戒処分「適切」「誹謗中傷性高い」

 男性職員を停職3か月の懲戒処分としたことについて、今は不適切だと思うかとの質問について、斎藤知事は「(男性職員が作成したのは)事実でないことが多く含まれる 誹謗 ひぼう中傷性の高い文書だと認識し、調査をして処分させていただいた。その処分は適切だと思っている」と述べた。

「もし不快な思いした職員がいれば謝りたい」

 百条委が実施した県職員へのアンケートに 叱責 しっせきなど多数の記載があったことについて、斎藤知事は「言い方が厳しかったり、強くなったことは、もし職員の皆さんに不快な思いをさせたということは反省したい。もしそういった方がおられれば謝りたい」と述べた。

 職員アンケートなどで、業務チャットに休日、深夜を問わず知事から指示があるとの指摘が寄せられことについて、斉藤知事は「業務上の理由で指摘したという必要性はある」としつつ、「忘れないうちに備忘録的に送ったという面もあるにしても、『レスポンス(返信)は明日でいいです』とか『週明けでいいです』と丁寧に書いておくことは今、考えればすべきだったと思う」と釈明した。

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