首相が前駐日米大使のウィリアム・ハガティ上院議員らと面会…「日米同盟の重要性は不変だ」

ハガティ米上院議員（左から２人目）らと面会する岸田首相（中央）（３０日午後、首相官邸で）＝川口正峰撮影

　岸田首相は３０日、前駐日米大使のウィリアム・ハガティ上院議員（共和党）らと首相官邸で面会し、中国や北朝鮮への対応を巡り、日米で連携することの重要性を確認した。

　首相は会談で、「日米同盟の重要性は不変だ。インド太平洋、国際社会の平和と繁栄のために協力していきたい」と呼びかけた。

　トランプ前大統領の側近として知られるハガティ氏は、９月の自民党総裁選や１１月の米大統領選を念頭に、「日米間の絆は、誰が国を率いることになっても変わらない」と強調した。

　ハガティ氏らはこの日、上川外相や木原防衛相、自民党の甘利明・前幹事長らとも面会した。