ゴールボール宮食行次６得点も実らず、ウクライナに悔しい黒星…開幕２連敗

力投する宮食行次（３０日、パリで）＝須藤菜々子撮影

　【パリ＝読売取材団】第１７回夏季パラリンピック・パリ大会は第３日の３０日、ゴールボールの１次リーグ男子Ｂ組で、日本はウクライナに８―９で敗れ、開幕２連敗となった。

　日本は宮食行次（コロプラ）が得点を量産し、前半は５―４とリード。だが、後半はウクライナの反撃を止められず、昨年と今年３月の国際大会では勝っていた相手に悔しい黒星となった。６得点と気を吐いた宮食は「守備のシステムで崩れたというよりは、個人のミスによる失点が多かった」と冷静に敗因を分析した。