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44号で8月締めくくった大谷翔平、下旬に調子上向き「いい形で振れている」…月間12本塁打・15盗塁

読売新聞 / 2024年9月1日 14時14分

本塁打を放ったフリーマンを笑顔で迎える大谷翔平、ベッツ(右)ら(8月31日)=AP

 【フェニックス(米アリゾナ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は8月31日(日本時間1日)、敵地フェニックスでのダイヤモンドバックス戦に1番指名打者で出場し、一回に2試合連続の本塁打となる先制の44号ソロを放った。二回には同点に犠飛を放ち、5打数1安打2打点だった。ナ・リーグ西地区の首位攻防戦は2戦連続で乱打戦となり、ドジャースが九回、エドマンの2点適時打で勝ち越し、8―6で競り勝った。

 前日にメジャー史上初の「43本塁打、43盗塁」を達成した大谷が、早くも次の1本を放った。一回、フルカウントからファウルで粘ると、8球目のカーブが真ん中に来た。逃さずにフルスイングすると、打球はバックスクリーン左のスタンドに飛び込んだ。2番ベッツ、3番フリーマンも続き、リーグ最優秀選手(MVP)経験者による初めての3者連続本塁打となった。

 大谷が「(打席で)構えている段階で、いい未来があまり見えていない感じ」と語ることがあったほど、長く不振に苦しんだ8月が終わった。「自分の状態を戻す作業は、いい時よりも違うことをやっている」と言い、復調のために、試合前のルーチンの一部を変えていたことも明かしている。

 その成果で、下旬になると調子が少しずつ上向きになり、下降していた打率は再び上昇。最近は「しっかりといい形で振れている。そういう打席が増えると、自ずと数字も上がってくる」と手応えを語るようになった。この日はアウトになったものの、九回の打席では右翼への痛烈なライナーを放っており、凡退した打席の内容が以前よりも良くなってきた。

 8月は27試合に出場し、打率は2割3分5厘と低かったものの、12本塁打、22打点、15盗塁をマークした。ナ・リーグ西地区首位のドジャースは、2位ダイヤモンドバックスに連勝してゲーム差を6に広げ、通算成績を82勝54敗とした。レギュラーシーズンは残り26試合。いずれも自身初となるプレーオフ進出と地区優勝に向かって突き進む。

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