東海道新幹線、１日午後６時頃から東京―新大阪駅間の運転再開…午後８時頃出発の列車が終電

東海道新幹線

　ＪＲ東海は１日午後４時半、東京―新大阪駅間の東海道新幹線の運転を午後６時頃から再開すると発表した。当初、東海道新幹線の三島―名古屋駅間では１日の運転を終日見合わせる予定だったが、天候の回復を受けて沿線の点検を行った結果、安全の確認が取れたことから、運転再開を前倒しした。

　２９日夜から運転見合わせが続いていた東京―新大阪駅間を結ぶ「のぞみ号」は、３日ぶりの運転再開となる。

　ＪＲ東海によると、１日午後６時頃から１時間につき上下各２本程度の頻度で、「のぞみ号」と「こだま号」を運転する。いずれも普通車全車自由席となる。上り、下りとも、新大阪駅と東京駅をそれぞれ午後８時頃に出発する列車が終電となる。

　列車の本数が限られていることから、駅と車内は混雑が予想される。各駅で入場制限を行う可能性もあるといい、同社では、始発から通常運転に戻る２日以降の列車の利用も呼びかけている。