1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

シナーとシフィオンテクが順当に4回戦へ、日本勢は姿消す…テニス・全米オープン

読売新聞 / 2024年9月1日 18時21分

4回戦進出を決めたシナー=ロイター

 【ニューヨーク=平沢祐】テニスの四大大会、全米オープンは8月31日、ニューヨークで行われ、男子シングルス3回戦では第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が、世界ランキング87位のクリストファー・オコネル(豪)を6―1、6―4、6―2で退けた。女子シングルス3回戦では、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が順当に勝利。女子ダブルス2回戦では、二宮真琴(エディオン)と中国選手のペア、柴原瑛菜(橋本総業)とインドネシア選手のペアがともに敗退。日本勢はシングルス、ダブルスともに姿を消した。

シナー、サービスゲームはすべてキープ

 前夜は第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が敗れ、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)も既に敗退。世界ランキング1位のシナーは揺るがなかった。格下の相手をストレートで退けた。

 鋭いフォアハンドで揺さぶり、優位に試合を進めた。第1セットを6―1で圧倒すると、その後も2セットを連取。サービスゲームは全てキープする盤石ぶりで、「今日のパフォーマンスには満足だ」とうなずいた。

 今年の全豪をイタリア選手として初めて制した23歳。今大会開幕前、今年3月に禁止物質のクロステボルに2度の陽性反応を示していたことが明らかになった。資格停止処分は科されなかったが、大会序盤は記者会見でこの一件についてよく質問された。シナーは、自身がどう見られるかについては「自分にはどうしようもない」と語り、プレーに集中するよう努めている。

 昨年覇者のジョコビッチは大会を去るにあたり、「シナーが本命なのは明らかだが、誰が優勝してもおかしくない」と言い残した。「このスポーツではあらゆることが起こりうる。できるだけ多くの試合に出場できることを願っている」とシナー。4年連続の4回戦に向け、気を引き締め直した。(平沢祐)

シフィオンテクは3戦連続のストレート勝ち

 全仏3連覇中のシフィオンテクが3戦連続のストレート勝ち。第1セットを6―4で取ると、第2セットではバックハンドのリターンエースを決めるなど、6―2と相手を寄せ付けなかった。「試合をコントロールできたことに満足している」。2大会ぶり2度目の全米制覇へ力強く歩みを進めている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください