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上地結衣、パラリンピック圧勝発進「いつもプレーしている所でほっとした感じ」

読売新聞 / 2024年9月1日 18時57分

第1セット、リターンを返す上地結衣(パリで)=古厩正樹撮影

 31日に行われたパリ・パラリンピック車いすテニスの女子シングルス1回戦で、上地結衣(三井住友銀行)が南アフリカ選手を6―2、6―1で下して2回戦に進んだ。

 4度目の出場となる30歳の上地が全仏オープンの舞台、ローランギャロスのセンターコートで躍動した。「安心感というか、自分がいつもプレーしている所だと、ほっとした感じはあった」。世界ランキング2位のメダル候補が、順調にストレート勝ちで滑り出した。

 直前の通り雨で、開閉式の屋根が閉じてスタート。「前半は全体的にちょっと硬かった」と振り返りながらも、2ゲームを連取し、流れに乗った。第1セットは2ゲーム、第2セットは1ゲームしか落とさない快勝。時にはネット際に出て球を拾い、相手の返しにくい懐やコーナーめがけて配球し、ポイントを重ねた。

 場内では、「結衣!」と名前を呼ぶ声援が聞かれ、試合後は丁寧にサインの求めに応じた。「フランスの人たちなので、テニスの見方が上手。自分も安心してプレーができるし、声援に押されて、いいパフォーマンスをしたいなと思わせてくれる」。雨上がりの会場で、笑顔を浮かべた。(平地一紀)

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