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決勝進出の「ゆまさり」、相手は1次リーグで苦杯の中国ペア…「こうやって戦えばいいのかもね」と把握

読売新聞 / 2024年9月1日 19時31分

女子ダブルス準決勝でタイペアを破った里見紗李奈(手前)、山崎悠麻組(1日)=古厩正樹撮影

 31日に行われたパリ・パラリンピックのバドミントン女子ダブルス(車いす)準決勝で、里見紗李奈、山崎悠麻組(NTT都市開発)がタイのペアにストレート勝ちし、9月1日の決勝に進んだ。2人は、金メダルだった東京大会に続く2大会連続のメダルを確定させた。

 快勝で、2連覇へ王手をかけた。それぞれの下の名前を取って「ゆまさり」と呼ばれる里見、山崎組が、力強く決勝に進んだ。

 タイペアとの準決勝では、36歳の山崎が、シングルスでも東京大会を制した26歳の里見を引っ張った。直前のシングルスでは相手ペアの1人を破り、「いい感じに勝てて、勢いに乗っていた」。こう振り返った山崎は、ラリーで積極的に相手のショットを拾い、第1ゲームを先取した。2ゲーム目も、空調などによる風向きの変化にうまくラケットを合わせきれなかったという里見をリードしてストレート勝ち。里見は「悠麻さんが頑張って動いてくれたので、支えられつつできた」と感謝した。

 競技が正式採用された東京大会で初代王者となった後、パリまでの航路は、順風満帆だったわけではない。決勝でぶつかる中国ペアとは相性がよくないといい、今大会でも1次リーグで敗れた。だが、この黒星の中にも決勝につながる糸口はあったという。「今回のリーグ戦で当たったことで、『あ、こうやって戦えばいいのかもね』というのがわかった」と山崎。里見はシングルスでも決勝に進出。単複ともに偉業達成に挑む。(平地一紀)

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