パラ・バドミントン里見紗李奈が決勝進出、銀メダル以上確定…連覇へあと１

里見紗李奈（３１日）

　パリ・パラリンピックは第５日の１日、バドミントンの女子シングルス（車いすＷＨ１）準決勝が行われ、東京大会金メダルの里見紗李奈（２６）（ＮＴＴ都市開発）が中国選手を２―０で下して決勝に進出。銀メダル以上を確定させた。

　里見は、第１ゲームを２１―１７で奪うと、接戦となった第２ゲームも２２―２０で競り勝った。

　里見は、山崎悠麻（ＮＴＴ都市開発）と組んだ女子ダブルスでも決勝に進んでいる。

　里見は千葉県八街市出身。高校３年だった２０１６年に交通事故で脊髄を損傷し、両脚に障害が残った。１７年からバドミントンを始め、世界選手権のシングルスでは１９年、２２年に連覇を果たしている。現在の世界ランキングは１位。