４０歳未満の既婚者、４人に１人はマッチングアプリで…こども家庭庁の結婚調査

こども家庭庁

　４０歳未満の既婚者の４人に１人がマッチングアプリで結婚相手に出会ったことが、こども家庭庁の結婚に関する調査で明らかになった。調査は、全国の１５～３９歳の男女を対象にインターネットで７月に実施された。回答した既婚者２０００人に出会いのきっかけを尋ねたところ、アプリが２５・１％と最多で、職場や仕事関係が２０・５％、学校が９・９％などとなった。

　調査には未婚者１万８０００人も回答した。未婚者のうち、「結婚したい」と答えた人は、「できるならしたい」と合わせて６２・７％。未婚者が感じる結婚へのハードルは「出会いの場所・機会がない」が２９・３％と最も多かった。

　マッチングアプリはトラブルの多さも指摘される一方、同庁は婚姻数の増加につながる重要なツールにもなっているとみて、アプリの質向上や安全な利用方法の周知などを通じ、結婚を希望する若者を後押ししたい考えだ。