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小田凱人、10代対決制し白星発進…男子日本勢4人全員が3回戦進出

読売新聞 / 2024年9月2日 0時6分

男子シングルス2回戦に出場した小田凱人(1日)=須藤菜々子撮影

 パリパラリンピックは1日、テニスの男子シングルス2回戦で第2シードの小田 凱人 ときと(東海理化)が英国選手に6―2、7―6でストレート勝ちした。三木拓也(トヨタ自動車)、真田卓(TOPPAN)、荒井大輔(BNPパリバ)を含めた日本勢4人は、いずれも3回戦に進出した。8月31日の女子シングルスでは、上地結衣(三井住友銀行)が2回戦に進んだ。

 「五輪を超えるぐらいの衝撃を与える」と誓う18歳の小田が、力の入ったプレーで白星発進した。19歳のバートラム(英)との10代対決を制し、「今日は彼の日だったと思うし、アウェーっぽい感じ(の雰囲気の中)で勝てて、よかった」と表情を崩した。

 世界ランキングは小田の2位に対し、バートラムは27位と大きく上回るが、相手の果敢なショットにやや手を焼いた。それでも落ち着きを保ち、要所で相手に触らせないウィナーを決めるなどして1セット目を先取。タイブレイクにもつれ込んだ第2セットも連取し、白星をつかんだ。

 9歳で骨肉腫を発症し、車いす生活となった元サッカー少年。昨年引退したレジェンドの国枝慎吾さんに憧れてラケットを握ると、めきめき実力を伸ばした。四大大会は、すでに通算4勝を挙げている。

 「パラリンピックに挑むまでの過程は、今のところ、ほぼパーフェクトに来ている。後は締めくくるだけ」。夏の終わりかけたパリを、再び熱くさせる心づもりだ。(平地一紀)

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