車いすテニスの小田凱人、３５歳の三木拓也と組むダブルスでも白星「息がどんどん合っていった感じ」

男子シングルス２回戦でストレート勝ちした小田凱人（１日）＝須藤菜々子撮影

　パリ・パラリンピックは１日、テニス男子シングルス２回戦で、第２シードの小田 凱人 （ときと）（東海理化）は英国選手を６―２、７―６で下した。三木拓也（トヨタ自動車）、真田卓（ＴＯＰＰＡＮ）、荒井大輔（ＢＮＰパリバ）も３回戦に進出した。

　シングルス、ダブルスの２冠を狙う１８歳の小田が、どちらも初戦で白星を収めた。１９歳のバートラム（英）との１０代対決となったシングルスは、１セット目に続き、タイブレイクにもつれ込んだ２セット目も、ものにしてストレート勝ち。

　３５歳の三木と組むダブルスでは中国ペアを破った。「試合をやっていく中で、２人の息がどんどん合っていった感じ。いいスタートかなと思う」。上々の初日を終え、小田は満足そうだった。