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射撃で日本勢初の「銅」、水田光夏が決勝で見せた集中力「まさかメダルを取れるなんて」

読売新聞 / 2024年9月2日 10時27分

射撃混合エアライフル伏射で銅メダルを獲得した水田光夏選手(1日、シャトールーで)=AFP時事

 パリ・パラリンピックは1日に行われた射撃混合エアライフル伏射(運動機能障害SH2)決勝で、水田 光夏 みか(白寿生科学研究所)が232・1点をマークして銅メダルを獲得した。この競技で日本勢の表彰台は初めて。

10メートル先の的を次々に射抜く

 2大会連続出場の水田は初めて経験する決勝の舞台でも集中していた。テーブルに両肘を乗せて射撃姿勢を取り、10メートル先にある的の中心付近を次々と射抜いた。この競技では日本勢初となるメダル獲得を決め、「すごくうれしい。今回の大会は決勝に出ることを目標にやってきた。まさかメダルを取れるなんて」と喜んだ。

中学2年で難病発症、19歳から始めたエアライフル

 中学2年の頃、「シャルコー・マリー・トゥース病」を発症。手足の感覚障害などを起こす 末梢 まっしょう神経の難病で車いす生活となった。

 19歳で本格的にエアライフルを始め、多くの人に射撃の魅力を広めたいとの思いを抱き、27歳となった今も競技を続けている。「今回の結果が射撃を知ってもらうきっかけになったかな。結果も伴い、そういう機会になったのが良かった」。予選で敗れた前回大会からの成長を示し、言葉に充実感を漂わせた。(森井智史)

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