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ドイツ東部チューリンゲン州議会選挙、右派政党AfDが第1党の勢い…2013年の結党以来初

読売新聞 / 2024年9月2日 10時2分

チューリンゲン州の選挙を前に行われた「ドイツのための選択肢(AfD)」の選挙キャンペーン集会で、拳を振り上げる人々(8月31日)=ロイター

 【ベルリン=中西賢司】ドイツ東部の2州で1日、州議会選挙が行われた。2州によると、右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」がチューリンゲン州で2013年の結党以来初の第1党となる勢いだ。ザクセン州では国政最大野党・キリスト教民主同盟(CDU)と首位を激しく競っており、2位以上は確実な情勢だ。

 ショルツ首相の社会民主党(SPD)など国政3与党は苦戦しており、来年の総選挙に向けて党勢の回復という課題を突きつけられた。

 AfDはウクライナへの軍事支援反対や移民対策の強化などを争点に掲げて選挙戦を展開した。8月に西部ゾーリンゲンで起きた外国人による無差別殺傷事件も追い風になったとみられる。

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