ビル解体現場で外壁コンクリート片が落下し直撃か、男性警備員が意識不明の重体…東京・港区

港区

　２日午前９時２５分頃、東京都港区芝大門のビル解体工事現場で、「建物の上階から物が落ちて、警備員に当たった」と通行人が１１０番した。警視庁愛宕署員が現場に駆けつけたところ、男性警備員が頭から血を流して倒れており、意識不明の重体で病院に搬送された。

　愛宕署幹部によると、目撃情報などから、解体作業中に落下した外壁のコンクリート片が、歩行者を誘導していた男性に直撃したとみられる。同署が事故の詳しい状況を調べる。

　現場は都営三田線御成門駅の南東約２００メートルのビルが立ち並ぶ地域。