1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

バドミントンで「銀」里見紗李奈・山崎悠麻組「悔しい」けれど満足感…格上の中国ペアに連続5得点

読売新聞 / 2024年9月2日 12時13分

バドミントン女子ダブルスで銀メダルを獲得した里見紗李奈(左)、山崎悠麻組(1日、パリで)=古厩正樹撮影

 【パリ=読売取材団】第17回夏季パラリンピック・パリ大会は第5日の1日、バドミントンの女子ダブルス(車いす)で里見紗李奈(26)、山崎悠麻(36)組(NTT都市開発)が銀メダルを獲得した。決勝で中国ペアに0―2で敗れ、連覇は逃した。

東京とは一味違う

 東京大会に続くダブルス連覇はならなかった。「単複2連覇」を掲げていた里見は敗戦の瞬間、少し下を向いたが、すぐに笑顔で10歳上の山崎と互いをねぎらった。「悔しい。でも会場の応援の力も借りて戦うことができた」と里見。原則無観客だった3年前とは一味違う満足感があったという。

 決勝は格上の中国ペアとの対戦。里見は相手の1人にはシングルスの準決勝で競り勝っているが、ダブルスは別物だ。隙のない試合運びをする相手に「怖さを感じていた」という。今大会の1次リーグでは完敗。だが、そこで得た情報を整理し、コートを広く使うプレーを意識して臨んだ決勝では、5連続得点を奪うなど押し込む場面もあった。

最後の大会と明かした山崎

 バドミントンがパラリンピックで初めて採用された東京大会で、日本はメダルを9個獲得した。女子の強化や若手の育成、積極的な外国人指導者の 招聘 しょうへいなど、一躍パラ競技の成功例として注目されたが、里見と山崎はその中心にいた。山崎は試合後、パラリンピックを目指すのは今回が最後であることを明かした。日本のパラバドミントンにとっても次の時代に移る節目となる一戦となった。(畔川吉永)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください